カノープス(Canopus) りゅうこつ座α星で1等星。
冬の南天、おおいぬ座から下に向かった位置にある星。本来白い光だが、日本の本州近辺の緯度では地平線すれすれの位置になるため大気の影響で赤っぽく見える(夕日と同じ理屈)
元来は視等級-0.7等級で全天でもシリウスに次いで2番目に明るい星(それゆえのおでこ?)だが、上記の理由により日本ではさほど明るく見えない。
名の由来は古代ギリシャ神話において、将軍メラネウスが率いた船団の水先案内人の名。または古代エジプト語で地平線近くに見えたことから「大地の黄色(い星)」の意など諸説あり。
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