リギル・ケンタウルス(Rigil Kentaurus) ケンタウルス座α星で1等星。
日本ではケンタウルス座自体が沖縄や小笠原諸島の一部まで行かないと全体を見渡せない為もあってか、固有名のリギル・ケンタウルスはあまり知られていない。
むしろ、「太陽系に一番近い恒星」としての「ケンタウルス座α星」の方が通りが良さそう。
ちなみに三重連星で、実際に太陽系に一番近いのは肉眼では観測できない第二伴星のプロキシマ・ケンタウリである。
名の由来はアラビア語で「ケンタウルスの足」の意。アラビア語由来の星の名には珍しく、ギリシャ星座であるケンタウルス座の名がそのまま使われている。
なお名前が似ている☆4の「リゲル」も由来は同じくアラビア語の「足」で、あちらは(オリオンではなく)巨人の足。
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